中山産の栗がまるまる1個!「栗千樹」
2023.10.31
日本三大栗生産地の一つである中山の地で、親子3代に渡り和菓子を作り続けている「まんじゅう屋 久保」。中でも、お店を代表する商品の一つが「栗千樹」です。食べ応えのあるサイズに、中山の栗が丸々1個入った贅沢な一品をご賞味ください。
豊かな風土が生み出す中山の栗
栗の名産地として有名な伊予市中山町。その歴史は古く、江戸時代には徳川家光にも献上されていたといわれています。大粒で濃厚な甘味が特徴と称される中山栗。その秘密は、中山町の地形にあります。標高200~500mの山間部に位置し昼夜の気温差が大きく、安定した降水量など、中山町はまさに栗の栽培に最適な環境なのです。
中山の栗の美味しさをギュッと
そんな中山栗を丸々一個、贅沢に使った和菓子が「栗千樹」。約40年前、当時の旧中山町長が「栗を丸ごと1つ使った和菓子が作れませんか?」と打診したのが、現在「まんじゅう屋 久保」で代表を務める久保邦宏さんのお父様だったといいます。「それまで、刻み栗の商品はありましたが、栗を丸ごと1つ使っているお菓子はありませんでした。町長からのお願いを受けて、試行錯誤のうえ完成したのが『栗千樹』。開発から今に至るまで長く愛され続けている商品です」。さらに、パッケージのデザインをリニューアルしたことで、若い女性が手にとる機会が多くなったとのこと。「歴史が長いだけに、年配のお客様が購入されるイメージだった『栗千樹』ですが、若い方にも喜んでいただいています」と顔をほころばせます。
商品情報
「栗千樹」
濃厚な味わいの中山栗を、黄身を練り込んだ白餡としっとりと優しい甘さに調整した生地で包み込んだ和菓子。直径10センチ以上の小判形で、はじめの数口は生地と餡の上品で控えめな甘さが楽しめ、真ん中に達すると栗の濃厚な味わいが口全体に広がります。栗・餡・生地の絶妙なハーモニーをお楽しみください。
有限会社 まんじゅう屋 久保
愛媛県伊予市中山町出渕2-127-8
089-967-0063
http://www.manjuuya-kubo.jp/index.html
営業時間:6:00~18:00
定休日:不定休