映画上映会『夢見る小学校 完結編』 & ぽいけどマルシェ行ってきました!!
2025.05.16

こんにちは。
皆さんは、どのような連休を過ごされましたか?
5/4(日)伊予市の IYO 夢未来館(伊予市米湊 768-2)にて、映画上映会『夢見る小学校 完結編』 & ぽいけどマルシェが開催されました。
今日は、その様子をお伝えします!

ぽいけどマルシェとは、伊予市中山町にある不登校支援団体poco pono COCO(代表・太田聡美さん)が中心となって、月 1 回歩登幸(ふとうこう)の子どもや保護者が安心して交流できる場所として企画されたマルシェのこと。
≪マルシェっぽいけど、みんなの居場所≫ という意味から【ぽいけどマルシェ】と名づけられました。

今回は、このマルシェに加え、映画「夢見る小学生 完結編」の上映、土橋優平さんの公演、保護者大交流会といった子どもとの関わりを一緒に考えるための催しが多数行われる大規模なイベントでした。
まずは、武智市長と代表・太田さんのご挨拶。
太田さんの「今日は、みなさん自身が楽しんでください」という言葉が心に残りました。楽しむことが、なにより、この場所を安心できる空間にしてくれるのだそう。楽しむぞっ!

そして、『夢見る小学校 完結編』映画上映でした。
この映画がすごかった!(大人の事情で写真は載せられませんが)
今の学校の概念とは違い、国算理社などの決まった科目はありません。麺作りや演劇など子どもたちは自分のやりたいプロジェクトに参加し、その活動の中で図面を作るために計算し、歴史を調べたり、地域の人に聞いたり、レポートを書いたり、実験したり、自分たちで考え、解決する力を養います。修学旅行も、どこに行くかから自分たちで決めていました。
とにかく、子ども同士で全て企画し、形にしていきます。大人はあくまでもアドバイザーで先生ではありません。
映画の中で、小学校を卒業した子どもたちが中学生となり、なりたい将来の自分を話す姿が印象的でした。子どもたちは中学生とは思えないくらい、しっかりした顔つきと自分の軸を持っているように見えました。
大人たちが固定化された教育の形に捉われることなく、子どもたちに本当に必要なものは何かを改めて考え、変革する時代にきているのだと感じました。
伊予市でも機運が高まり、新しい学校の形が生まれると、とても面白いですね。

お昼の時間は、ぽいけどマルシェが大盛況でした!
中学生までが無料のホットドッグや手作りパン、レモネード、発酵玄米をはじめ、各出展者の愛情たっぷりの食べ物や手作り作品が部屋いっぱいに広がっていました。癒しのリラクゼーションコーナーや占いも大人気!

アート作品と一体になったり、スライム作りが上手な小さな店員さんがオススメのスライムを作ってくれたりと、子どもも大人も笑顔で交流できる空気がとても温かかったです。


午後からは、NPO 法人「キーデザイン」の土橋優平さんの講演会。
フリースクールやホームスクール事業を経営する土橋さんが実際に子どもとの関わりの中で経験したことをもとにお話してくださいました。
私も自分が大人として何が出来るのかと気張って聞いていましたが、肩の力を抜いてもいいんだよ、と勇気をもらえる内容でした。

盛りだくさんな内容でしたが、筆者は、相手のことを知ろうと興味を持つことが第一歩であることを学びました。
これからも、ぽいけどマルシェは定期開催されるとのことですので、興味を持った方は、是非マルシェに参加してみてくださいね。
次回開催は、6/1(日)まちの縁側『ミュゼ灘屋』にて、10時~16時で開催されるとのことです。
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取材・記事:レバニラ(ローカルナビゲーター)
伊予市では、「伊予市が好き。もっと楽しく伊予市で暮らしたい。この想いが人のためになればもっと嬉しい。」という気持ちで活動してくれる方を「伊予市ローカルナビゲーター」として登録してもらい、市の魅力発信に取り組んでいます。
今回は、伊予市愛に溢れるローカルナビゲーターのレバニラさんに、記事を作成していただきました。
保護者と団体と地域をつなぐ―不登校支援団体 poco pono COCO
poco pono COCO では保護者をはじめとする地域のすべての大人たちが
日々を楽しく生きていくことが、子どもの幸せにつながっていると考え
“保護者が笑顔になる” そして“地域が元気になる”取り組みや活動を
しています。
https://www.pocoponococo.com/