下灘の味と非日常を感じる「夕焼けぴちぴち市」 < 伊予市シティプロモーションサイト|観光・ふるさと納税・特産品・移住・人

サイト内検索

FacebookTwitterLine
LINE登録
メルマガ登録

下灘の味と非日常を感じる「夕焼けぴちぴち市」

2025.05.07

下灘の味と非日常を感じる「夕焼けぴちぴち市」

地域とともに

伊予市の観光名所として親しまれている「JR下灘駅」。
その下灘駅から歩いて15分。国道378号線沿いにある「しもなだグラウンド」の奥に、海に面して青い屋根が目を引く建物が見えます。そこで、地元漁師のお母さんたちが心を込めて運営する「夕焼けぴちぴち市」が、土日限定で営業しています。

開店から間もなく「じゃこ天20枚でお待ちのお客様~!」元気なスタッフさんの声が響きます。
取材当日も次々とお客さんが訪れ、昼前には行列ができるほど。
子供からお年寄りまで幅広い層の方々や、ペット連れの方などお客さんも様々です。
また、お客さんは地元の方たちも多いそうで、地域に根ざした温かさと、訪れる人々の笑顔が溢れる場所です。

2008年に誕生した「ぴちぴち市」は、今年で17年目を迎えます。長い年月の中で、時代や環境の変化に合わせて商品も進化してきました。
当初は干物や鮮魚を中心に販売していましたが、今では豊田漁港で水揚げされるハモの美味しさが評判となり、新鮮なハモを使った商品をたくさん取り扱っています。

匠の技「骨切り」

ハモは骨が多く、形状も複雑なため、骨を取り除く作業は非常に難しいとされていて、骨を細かく切る「骨切り」という作業が必要になります。
皮を残しながら細かく包丁を入れるこの骨切りは、技術が求められる作業ですが、そこはさすが漁師さんのお母さん。手際よく、そして丁寧に骨切りを進めていきます。
もし運良く店頭でその様子をご覧いただけることがあれば、ぜひその光景をお楽しみください。
また、骨切りの際に聞こえるシャリシャリとした心地よい音にも是非耳を傾けてみてくださいね。

特産のハモを味わう

鱧(はも)カツバーガー
サクサクのハモフライを挟んだ「鱧カツバーガー」。これを目当てに来るお客さんも多いそうです。ボリューム満点で、中に挟んだハモフライは外側がサクサク、中はフワフワ。軽く2個くらいは食べられそうです。

じゃこ天
ハモ入りの「じゃこ天」は、厚みがありふんわりしていて、食べ応えも十分。取材させていただいた日は、じゃこ天を70枚注文する方もいらっしゃいました。
個人的にはハモのすり身にみじん切りした玉ねぎを入れ、パン粉をつけて揚げた「じゃこコロ」もおすすめ。

「ハモ入りじゃこ天」と「鱧カツバーガー」は大人気の商品ですが、他にもじゃこ天が乗ったうどんや、ハモフライ、鯛めし、お昼からは取れたての鮮魚も店頭に並びます。

楽しみながら魅力を届ける

今回は、スタッフの濱田さんに熱意やお店の雰囲気、そして下灘地区の魅力についてお話を伺いました。

濱田さんは、地元漁協で取れた魚や作った商品を売れること、その商品がお客さんに喜んでもらえることが何よりのやりがいだそうです。
また、お店が忙しくなってくると、奥で調理するスタッフさんの会話が聞こえてくることがあります。真剣なやりとりのはずなのに、なぜか面白い会話に、お客さんもつい笑顔に。濵田さんも、「毎日がおもしろいんです!」と笑顔で話してくださいました。

楽しみながらやっているから、お客さんも引き寄せられるのかもしれません。

非日常で癒しのひとときを

濱田さんは、下灘地区についてこう語ります。
「下灘地区には本当に何もない。何もない場所だけど、その分、景色と人はすごく良い。何もないから非日常を感じることが出来る場所。訪れてくれた人がまるで田舎に帰ってきたような気分になってもらえればうれしいですね。」と話してくれました。また、「子どもたちが誇れる、自慢できる地域にしたい。」とも。

海の方を見れば、釣りを楽しむ人や、堤防に腰掛け海を眺めながら鱧カツバーガーを頬張る人、振り返れば、自然豊かな山があり、この場所では時間がゆっくりと流れているような気分になります。

今日ここにいた人たちは濱田さんの言う非日常の空間を楽しんでいるようにも見えました。

この地域の美しい風景と人情味あふれる雰囲気は、心を癒すのにぴったりの場所です。
ぜひ、一度訪れてみてください。

この記事がいいと思ったら「いーよ♡」・シェアをよろしくお願いします。

取材:かっちゃん

PROFILE

「夕焼けぴちぴち市」
住所:伊予市双海町串甲3670-12
営業時間:毎週土・日10:00~16:00※臨時休業有。
問合せ:089-987-0050
ぴちぴち市Instagram

漁港から直接届けられる鮮度の高い“ぴちぴち”した魚が(“ぴちぴち”の奥様方が運営するこの場所で)提供できることから「ぴちぴち市」のネーミングになったとか。

FacebookTwitterLine

いーよ

FOLLOW US伊予市の情報、発信中!

LINE
Instagram
facebook
Twitter
Youtube