伊予市双海町のＪＲ伊予上灘駅から徒歩で約１５分ほどの場所に、スポーツやキャンプなどが楽しめるレジャー施設「ふたみ潮風ふれあい公園」があるのはご存じでしょうか？

この公園内には、滑り台などの遊具やアスレチックで子どもたちが遊べる広場をはじめ、アウトドアを楽しめるキャンプ場やロッジ、野球やサッカー、テニスなどスポーツを満喫できるグラウンドやテニスコートもあります。テニスは無料で道具を貸し出ししてくれるので手ぶらで訪れてもＯＫ。

バーベキューも可能で、食材や道具をすべて準備してもらえる手ぶらのプランもあるとか。（※施設への確認が必要です。）
また、敷地内にある建物「潮風ふれあいの館」は研修や会合など日帰りでの利用のほか、合宿や旅行など宿泊することもできるんです。

双海町は下灘駅や双海シーサイド公園が夕日のスポットとして有名ですが、もちろん、この施設敷地内からも眼下に広がる瀬戸内の海と夕日を臨むことが出来ます。さらに、春には桜、初夏にはアジサイなど、訪れるだけでも季節ごとに表情を変える景色が楽しめます。

伊予市を盛り上げる！

今年度からこの公園施設の指定管理者となった「伊予ささえるプロジェクト」。
伊予市を盛り上げたい、ささえていきたい。そんな想いをもった５つの会社で構成されているのですが、そのうちの１社「株式会社日昇」の“福島さん”が公園管理人として常駐しています。

この福島さんですが、伊予市の情報をいち早くＳＮＳで発信している「ヒノボリ君」と聞けばピンと来る人もいるかもしれませんね。

ヒノボリ君から管理人

公園の管理人になってからはふれあい公園の情報発信に専念しているとのことですが、入社した当時、広報担当に配属されたことから「ヒノボリ君」としての活動が始まり、日々、伊予市内や近隣のイベントやお店などの情報発信のために奔走していました。
このＳＮＳを通しての繋がりが「ふたみ潮風ふれあい公園」という拠点を持ったことでリアルにつながるようになり、施設運営にも活かされていると福島さんは言います。

地域の拠点に

福島さんが公園管理に携わることになってから、双海町住民の自治意識の高さに感心したそうです。
管理人としての初出勤の日に、地元の方が早速訪問してくれるなど、地元の人が常に地元に興味を持っていて、地元を大切にしたい人、愛してくれている人が多く、また、地域のことを自分事としてとらえている人が多いと感じたそうです。

これからこの施設を利用してくれる人を増やすことはもちろんのこと、地元の人の拠点の一つとして、この拠点を守りたい。ここを拠点に地域経済を発展させていくため、今まで出来なかったことをやりたいと熱い思いを語ってくれました。

例えば双海町にある飲食店のグルメや地域イベントとからめた施設利用のプランや、アートや音楽のイベント。スポーツ、料理など趣味の教室、ワークショップなど、アクティビティも増やしたい。などなど。

いろいろと構想も練っている最中でありながら、８月にはサウナの体験、９月にはシャボン玉のイベントを開催するなど新しいことへの挑戦も始まっています。サウナは常設に向け模索中、新しい観光スポットの一つにしたいと意気込んでいます。
　　　　

伊予市の新スポットを目指して

この福島さん、誰でも来やすい、使いやすい施設を目指し、ＳＮＳでの魅力や情報の発信をはじめ、イベントの企画など、このふれあい公園を新しい観光のスポット、拠点として発展させるために色々たくらんでいそうです。

今後のふれあい公園の情報は要チェックです。
「（イベント）11月・12月開催！サウナ体験。詳細、予約はこちら」

この公園、やはり景色は抜群、夕日をはじめ、ここにしかない景色があると福島さんも絶賛。
自然を身近に感じられるこの公園は、交流や学習の場所、また余暇を過ごす場所として、おすすめの施設です。一度訪れるだけでもどうでしょうか？

取材：かっちゃん

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