伊予市中心地から車で15分ほど行った場所で、子ども達が大好きな、カブトムシとクワガタを探す「5匹以上採るまで帰れまてん！」がスタートします。

夢を追いかけて

毎年７月中旬～８月中旬頃に虫採り体験を開催しているのは、オーナーの向井哲哉さんです。

30歳を過ぎた時、小中学校の友達と一緒に昔の作文を読み返していると、カブトムシ屋になりたいという夢を思い出しました。その時の想いを胸に、子どもの頃の夢を実現するために向井虫店をオープンしました。そして、お客様から、「子どもに虫採りをさせてあげたい」というリクエストをいただいたことがきっかけで、2013年に虫採り体験がスタートしました。当初は、期間中１５名ほどの受入れでしたが口コミによって評判が広まり、今では140～150人もの子ども達を受け入れています。７月中旬から１か月間、向井さんのカレンダーは文字でいっぱいになります。

体験の内容

必要なものは、水分と懐中電灯のみ。服装は、長袖・長ズボンがお勧めです。
今回は、松山市内からきた仲良し小学生３人組の虫採り体験に密着しました。昨年に続き２回目の参加だそう。

「めっちゃ楽しみー！！」
「ヒラタクワガタ見つける！」
「５匹以上採って帰るー！！」
などと、子ども達はドキドキワクワクしています。

真っ暗な森に入ると、生きものたちの楽園が広がります。
前半戦は、樹液が出ている木が少なくなかなかお目当ての生き物に巡りあえませんでしたが、後半戦になると樹液が出ている木を中心に懐中電灯で光を当てることで、カブトムシやクワガタをはじめ様々な生き物たちと出会うことができました。
昼間の暑さを忘れ、時間を忘れて楽しめる不思議な魅力がありました。
そして虫採りをする向井さんの目もまるで少年のように輝いていました。

全員で協力して生き物をみつけたことと「虫採り名人の向井さん」のおかげで約２時間半で１人５匹以上ゲットすることができました！

「虫採りでは、毎回同じものが採れるわけではない。子どもたちには臨機応変な対応を身につけて欲しい。そして、虫を育てて優しい子に育って欲しい」と話します。

ふるさと納税でも期間限定で掲載しております。お見逃しなく！

店舗の様子

最後に、虫採り体験が行われていない期間の店舗について紹介します。
カブトムシやクワガタなどの飼育を行い、幼虫から成虫までさまざまな種類の虫たちを取り揃えており、適切な飼育方法を教えてもらうことができます。男性のお客様だけでなく、若い女性のお客様もいらっしゃいますよ。気さくなオーナーとお話ししませんか？

取材：MRN

この記事がいいと思ったら「いーよ♡」・シェアをよろしくお願いします。