GP1期生が海外から活動報告!
2024.06.03
令和5年度からスタートした、JICA海外協力隊が赴任前訓練として伊予市の地域づくり活動に参加する、それが「グローカルプログラム(GP)」です。
記念すべき第1期生として伊予市で活躍した、KJ、はっちー、はるるんの3人が、それぞれの派遣国から現地での「今」を伝えてくれました!
会場のミュゼ灘屋には、夜間にも関わらず約25人が来場!オンラインでも約10人の参加があり、多くの方が再会を喜ぶとともに、3人の発表に耳を傾けていました。
KJ「日本を参考に教育現場の改善をしたい!」
僕は東ティモールで、主に「青少年教育」をテーマに活動しています。
現地のドミニカン小中学校で、芸術や体育を子どもたちに教えています。
休日は、都市部で買い物をしたり、最近始めたダイビングをしたりしています。
サッカーやクレヨンをはじめ、子どもたちは日々いろいろなことに夢中で、元気いっぱい体を動かしています。
現場の先生たちのモチベーションをどのように引き出すか、リサイクルなどの環境教育をはじめとした各種教育の効果をどのように先生や生徒に伝えるかが課題です。
周りに何もない状況ではありますが、日本の教育現場での実体験を思い出しながら、対話を通じて改善していきたいです!
はっちー「皆がリハビリできる環境を目指す!」
僕はブータンで、主に「理学療法士」をテーマに活動しています。
地域の病院でリハビリテーションに関するお仕事をしていて、勉強会やグループディスカッションも行っています。
休日は、山登りをしたり、同僚とサッカーのプロリーグを見たりして過ごしています。
病院に来れない人に対してもリハビリテーションを行うことができて喜ばれる反面、移動のリソースがかかります。さらに、看護師の離職率は30%で、若者の海外流出が著しい実態がありスタッフ不足が懸念されてます。
課題はありますが、全ての人にリハビリテーションを受けることができる環境づくりを目指して、活動効果を検証をしつつ今後取り組んでいきます!
はるるん「特産品の魅力をも~っと伝えたい!」
私はラオスで、主に「コミュニティ開発」をテーマに活動しています。
現地の商工会議所に併設されている店舗で販売促進の活動をしています。
休日はカフェでのんびりくつろいだり、中国人ボランティアの方と交流したりしています。
せっかくの商品なのに、手に取った方に魅力伝わってないのかな…と思う時があります。店舗から依頼される特産品のガイドブックも作りつつ、店舗内のレイアウトの改善や売れやすい商品の開発にどんどん携わっていきたいです!
先輩を追いかけて…『4期生』が活動中!
令和6年5月6日~7月19日まで、伊予市では第4期生の計5人の研修生を受け入れています。交流会にも参加されていて、最前列で先輩の発表を真剣に聞いていました!
伊予市内で多くの活動に参加し、楽しくにぎやかに経験を積み重ねているようです!
【中間報告会】※誰でも参加できます。
日時:令和6年6月7日(金曜日)14時~16時
場所:ミュゼ灘屋
【最終報告会】※誰でも参加できます。
日時:令和6年7月17日(水曜日)15時~17時
場所:IYO夢みらい館 会議室201
【関連リンク:JICA海外協力隊ホームページ】