駅近!伊予市の心安らぐ隠れ老舗喫茶
2026.09.25

駅前食堂から始まった41年の歴史。
駅の傍らで、そっと灯りをともし続ける喫茶店「ラ・ガール」。
1985年のオープン以来、今年で創業41年を迎えるこの場所は、人と人をつなぐ「地域の大切な居場所」であり続けています。
フランス語で「駅」を意味する「La gare」が店名の由来ですが、その背景には深いルーツが・・・。
もともとこの場所では、マスターのご両親が駅前食堂を営んでいたそうです。
その当時の記憶と場所を引き継ぎ、形を変えながらも「人が集う温かな場所を守りたい」という想いが、現在もこの店内まで息づいています。


こだわりの味と手作りの温もり
「ラ・ガール」の歴史は、「コーヒー専門店」から始まりました。
当時から変わらないこだわりが、カウンター越しに一杯ずつ丁寧に淹れられる「サイフォン式の本格コーヒー」です。
ガラスの器の中でフラスコのお湯が上がり、芳醇な香りがふわりと店内に広がる瞬間は、訪れる人の心を一瞬にして解きほぐしてくれます。

その後、お客様のニーズに合わせて軽食やランチも提供するようになり、現在では伊予市の豊かな恵みをふんだんに取り入れた「地産地消の日替わりランチ」が大人気なんだとか。
今回は、ランチメニューではないのですが、ボリューム満点のサンドイッチをいただきました!
たまごときゅうりやトマトのバランスが最高で次から次へと食べる手が止まりません。
一緒にいただいたカフェカプチーノも、まろやかで少し甘みのある、優しい味わいでした。
お腹を満たすだけではなく、まるで旅の疲れや日々の忙しさをそっと癒やしてくれるようです。

マスターセレクトのジャズをBGMに過ごすひととき
サイフォンコーヒーの香り、レトロなインテリア、そしてジャズ好きのマスターが選ぶ極上の音楽。
その絶妙なハーモニーに包まれながら過ごす時間は、まさに至福のひとときです。
この居心地の良さは地元の人だけに留まらず、温かな雰囲気に惹かれ、多くの外国人観光客も訪れているそうです。
初めて訪れた人でも、まるでずっと昔から知っている場所に来たかのような安心感を抱かせてくれ、気付けば時計の針を見るのも忘れて長居してしまう・・・そんな愛おしい空間が、ここには流れています。

いよしの未来へ
「伊予市が、もっと活気あふれる明るいまちになってほしい。そして、このラ・ガールも、そんなまちの光の一つであり続けたい」
長年、伊予市の移り変わりを見つめてきたマスターの言葉には、このまちへのまっすぐな愛と強い郷土愛が感じられます。

「100歳までこの店を続けられたらいいね」と朗らかに笑うマスターの姿からは、職人としての誇りと、日々の営業を楽しむ純粋な喜びが溢れていました。
駅前という場所から、時代や世代を超えて人々を迎え入れ続けてきた「ラ・ガール」。
今日もどこかでマスターの選ぶジャズが流れ、サイフォンからは温かな香りが立ち上っています。
伊予市を訪れたなら、ぜひ扉を開けてみてください。
マスターと奥様の優しい笑顔、そして心に染み入る一杯のコーヒーが、きっとあなたの旅や日常を特別なものにしてくれるはずですよ。
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取材:N/=O




