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若手柑橘農家が吹き込む新しい風

2025.12.17

若手柑橘農家が吹き込む新しい風

PROFILE

井上 健(いのうえ たけし)
伊予市双海町出身。不動産業の営業で働いていたが、コロナ禍の影響もあり仕事を辛く感じていた。そんな時、あるみかん農家さんに営業に行った際に「農業をしてみては?」と逆に営業をかけられたことがきっかけとなり一念発起。脱サラして柑橘農業を始める。

伊予侍ファームInstagram

「愛媛と言えば?」と聞かれてほとんどの人は「みかん!」と答えるのではないでしょうか?
伊予市もみかんは特産品で多くの品種があり、たくさんの柑橘農家さんがいらっしゃいます。
そんな数いる柑橘農家さんの中でも、特に今伊予市に新しい風を吹き込んでいるのが、井上健さんです。

↑このポスターは、2025年5月16日(金)〜18日(日)にかけておこなわれた「双海キャンプ」の一環で製作しました。企画・実施:慶應義塾大学 加藤文俊研究室

農業の魅力

井上さんの農園『伊予侍ファーム』では愛果28号、せとか、レモンなどを栽培しています。ふるさと納税の返礼品にもなっており、瀬戸内の夕日を浴びて育つジューシーで香り豊かな柑橘は市内外問わず人気の品々です。

真剣に柑橘と向き合いながらも楽しそうに作業をされている井上さん。そんな井上さんは、農業は他にはない魅力ある仕事だと言います。
「自分のペースで仕事できることがいいですね。ストレス無く、毎日楽しくしています。僕が頑張った分だけ木も応えてくれるのが嬉しいです」

人との出会いも農業の魅力の一つ、と井上さん。
「意外に思われるかもしれませんが、農家って人との出会いも多いんですよ。研修で農家の先輩や後輩、同期の人たちとはよく会いますし、普段から情報交換したり相談もしています。みんなが頑張っているからこそ負けたくない気持ちで自分も頑張れます。切磋琢磨できる繋がりは本当にありがたいです。」

ふるさとワーホリで広がる縁

伊予侍ファームでは『ふるさとワーキングホリデー(ふるさとワーホリ)』の受け入れも行っています。

ふるさとワーホリとは、都市部の大学生や社会人が地域の企業や飲食店等で一定期間働きながら休日は自由な休暇を過ごし、ただの旅行では味わえない地域の実際の生活を体験することができる制度です。

ワーホリ生たちは伊予侍ファームで柑橘の摘果作業などをお手伝い。井上さんのご家族と家族ぐるみの交流をしながら伊予市での生活を満喫しています。そして、ふるさとワーホリが終わった後も、伊予市へまた帰ってきて農作業をお手伝いするワーホリ生が何人もいます。
「ワーホリ生から『今度帰省していいですか?』と連絡が来たときは、伊予市を第二の故郷と感じてくれているんだなぁと嬉しい気持ちになります。帰ってきてくれると自分はもちろん、子どもたちもとても喜ぶんですよ。ワーホリ生も子どもたちの成長を楽しみにしてくれています。もはや家族、ファミリーという認識ですね」と話しながら井上さんは嬉しそうな表情を浮かべていました。

井上さんにとって、ふるさとワーホリで繋がった縁はとても刺激になっているようです。
「帰ってきてくれたときに『お世話してくれたみかんの木、立派になっとるよ』と伝えたいので、木を守る原動力にもなっています。若い子たちの意欲や熱意に負けないように自分も頑張ろうと思っています」

農業=人とのつながり

「農業は1人ではできません。周りの人たちとの繋がりがないとやっていけないと思っています。これからも人との繋がりを大事にし続けていきたいです」と井上さんは語ります。
井上さんの夢は『柑橘栽培を通して地域に貢献すること』。生まれ育ったこの町に恩返ししたいという、伊予市への熱い思いが伝わってきました。

これから井上さんが吹き込む新しい風がどんどん大きくなって、たくさんの人と縁を繋ぎ合わせ、伊予市がさらに活気ある町になっていく・・・。そんな未来が見えた気がします。

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取材:TAMA

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