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Daikiのオレゴン周遊記

2025.11.27

Daikiのオレゴン周遊記

これは、伊予市地域創生課の国際交流担当・神山大樹が、10年ぶりに訪れたオレゴン州カイザー市での交流をつづった記録です!

10年ぶりのオレゴン州へ

今年の8月、上岡教育長とともに伊予市長の命を受け、アメリカ・オレゴン州のカイザー市を訪れました。オレゴン州への中学生海外派遣事業が始まった2010年、当時中学3年生だった神山が、今は、伊予市中学生海外派遣事業団の一行として訪問市職員として訪問することに。果たして、11日間という短い期間の中で、両市の関係性作りに貢献することができたのでしょうか?

カイザー市役所へ向かう派遣団

はじめに:オレゴン州カイザー市について

カイザー市は人口約40,000人の市で、州都セーラム市の北側に隣接しています。アメリカの北西部・オレゴン州のウィラメット川沿いに位置し、周辺はウィラメット渓谷に囲まれています。

温暖な気候と豊かな自然環境が魅力のこの地で、再びオレゴンの風を感じました。訪問した際、気温は30度前半と、少し暑さを感じたものの、日本の湿気とは違ってカラッとした気候のおかげで、汗をかくことなく快適に過ごすことができました。

カイザー市のモットー「Pride, Spirit, and Volunteerism」にもあるとおり、カイザー市の特徴は、そのボランティア精神にあふれる活発なその地域性。市内には、広大なスポーツやアウトドアのエリアがある「カイザー・ラピッド・パーク」や、図書館やアートギャラリーを備えた「カイザー文化センター」など、住民の交流を促進する施設が多くあります。

●カイザー市ホームページ:https://www.keizeror.gov

●カイザー市役所(Googleマップ):https://maps.app.goo.gl/ubxvsQsrdqaWz54F9

カイザー市役所での様々な出会い

中学生たちが語学研修を受けている間、キャシー市長やアダム行政長官(シティマネージャー)、スター市議会議長と対話の機会を持ち、将来の国際交流に関する両市の考えを共有しました。

また別の日には、カイザー市内の教育学区にある専門学校CTECを訪れ、キャスタネード教育長、ロンダ施設長、そしてマクナリー高校のスコット校長ともお話しし、交流のきっかけとなる情報をたくさん得ました。

そして、「Job Shadowing」という形で職場体験に参加。アダム行政長官と一緒に、商工会議所やロータリークラブ、カイザー市の行政職員とのミーティングに出席しました。会議の中でお時間をいただくこともあったため、伊予市シティプロモーションサイトや伊予市ホームページの紹介もさせていただき、両市の交流を一歩進めるための足掛かりとなるよう尽力しました。もちろん、伊予市が舞台のアニメ「私を喰べたいひとでなし」の宣伝も忘れず。

オレゴン州の観光

カイザー市を含むオレゴン州は、ウィラメット渓谷に囲まれた美しい観光地がたくさん。シアトル空港から帰国する前日に、中学生海外派遣団で各地を観光しました。

まず紹介するのは、オレゴン州最大の滝、マルトノマの滝。高さ約190メートルの滝が、広大な自然に囲まれながら豪快に流れ落ちるその姿は、訪れる人々に圧倒的な感動を与えます。この滝には、部族の娘が疫病を止めるために崖から飛び降り、その後、水が流れ落ちるようになったという伝説が残っています。自然の力強さと、歴史的な背景を感じることができる場所です。

次に紹介するのは、ボナビルロック&ダム。コロンビア川の上流に位置するこの場所は、オレゴン州の歴史的なシンボルであり、世界恐慌時代のニューディール政策によって建設されたダムでもあります。大規模な水力発電施設としても知られ、私たちが訪れたときには、ちょうどサーモンが遡上しているシーンを目にすることができました。

訪問を経て

11日間の訪問を終え、私はカイザー市との絆を深めただけでなく、今後の交流に向けた確かな一歩を踏み出しました。現在、神山とアダム・シティマネージャーとはAI翻訳を活用し、英語・日本語併記のメールを送り合うようになりました。時差はあれど、両市の距離が近くなった気がしています。訪問前にはなかったこの関係を生かして、今後の国際交流事業を展開していきます。

その一歩として、12月11日には、姉妹都市協定を見据えた覚書の締結式が行われる予定です。互いの市議場をオンラインで繋ぐという令和式。これからも地域を超えた交流の輪を広げ、強固な国際協力を築いていくことを目指していきます。

さらに、令和8年1月31日まで、中学生海外派遣事業の事業継続に向けて、ガバメントクラウドファンディング®(GCF®)を実施しています!

中学生の海外派遣事業は、両市の絆をさらに深める「姉妹都市構想」の中核として位置づけられています。
次世代を担う若者たちが異文化に触れ、世界へ羽ばたく第一歩を踏み出すために。
元派遣生の一人として、皆さまの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

結びに

中学生として初めてオレゴン州を訪れたあの頃から、10年が経ちました。まさか、今の自分がこうしてカイザー市との橋渡しをする立場になるとは想像もしていませんでした。それも、すべてはあの時、出会った人々と交わした言葉、そして続けてきた交流があったからこそ。運命的な縁を感じつつ、私はこれからも、伊予市の未来のため、そして両市のさらなる絆を深めるために、仕事を進めていきたいと思います。

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いーよ

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