伊予市役所にインターンシップ生がやってきた!
2025.08.28

大学生2人が伊予市役所にインターンシップにやってきました。
2人には8月27日に市内各所を巡り情報を集めてもらい、魅力や感じたことを記事にしてもらいました。学生たちが感じた伊予市の魅力を、みなさんぜひご覧ください!
伊予市を1日巡って感じたのは、人と人とのつながりと、そこに宿る温もりが町全体に溢れているということでした。
最初に足を運んだのは佐礼谷地区。人口減少という厳しい現実に直面しながらも、地域の自治を大切にし、町の活性化に懸命に取り組む地域でした。次に立ち寄った和菓子屋さんでは、店主が温かく迎えて下さり、また車で通りかかった方までもが気さくに話しかけて下さりました。これらを通して、この地域に根付く優しさと、見知らぬ人にも分け隔てなく向けられる思いやりを感じ、心がほどける思いでした。

次に訪れたのは双海地区にある翠小学校。そこは現役で稼働している県内最古の木造校舎だそうで、荘厳ながらも木材のレトロな温かみを感じることができる場所でした。翠小学校では地域の人との交流が盛んであり、共同で麦を育てて麦茶を作ったり、児童が地域の方に向けて防災情報を調べて展示したりと、様々なイベントを実施しているそうです。私が訪れた際は夏休みであったため児童に会うことこそできなかったものの、地域おこし協力隊の方の話を聞きながら校舎を見学する中で、地域の方と児童とが相互に織りなす生活の息吹を確かに感じました。
最後に向かったのは伊予市駅の隣に位置する町家。どこか懐かしさを感じさせる造りの建物には、買い物へ来た人もいれば暑さに耐え兼ね避暑地として利用する人、さらには学友と食べ物を囲みながら談笑に花を咲かせる人と、幅広い層の利用者が集っていました。そこには、暮らしの中に根ざした交流の場としての温もりがあり、住民の生活の中で自然に息づいているようでした。
また、名前のインパクトに気を惹かれ「みかんふりかけ」を購入したのですが、ここでも店員さんに気さくにはなしかけていただきました。言葉のやりとりは短くても、その土地の優しさに触れるのには十分で、心がじんわりと温まるのを感じました。

今回のインターンシップを通し、伊予市の様々な場所を巡りました。中山、双海、伊予と、行く先々で見える景色は大きく違いましたが、そこには共通して「人と人とが互いに思いやることで生まれる、レトロで温かな雰囲気」がありました。この記事を読んで少しでも伊予市に興味を持たれましたら、ぜひ一度足を運んでみてください。
取材:おぐ
私は、伊予市出身なのですが、今まで暮らしてきた所について考えたことがありませんでした。今回、伊予市の各所を回って特に心に残ったのが翠小学校です。
翠小学校は、豊かな自然に囲まれ、愛媛県内で最古の現役木造建築で木の温もりを感じる場所です。
お話を聞く中で翠小学校と地域の人たちのつながりや取り組みについて知ることができました。翠小学校では、学校田があり児童や保護者、地域の人たちが協力して大切にもち米を育てています。他にもPTA奉仕作業や正門付近の土嚢作りや排水溝の清掃、敷地内の草刈り、校内の窓ふきなど、小学校を地域の方も一緒になって大切にしています。運動会では、地域の人たちが入場門を杉で作成し、今年から運動会の種目に一緒に参加される取り組みを行うなど児童との交流も広がっています。

翠地区では、住民自治のモデル地区として意見交換会を二か月に一回の頻度で開催しています。具体的に話し合い、見える化し、思いを共有することで翠地区の未来を自分ゴトとして考えるきっかけづくりとして行っているそうです。地域の人同士が思いを共有することでそれぞれの思いを理解することができると思うので、とても素敵な取り組みを行っているなと感じました。

今回、伊予市について新たな人との出会いや素敵な場所の発見がありました。出会った人すべての方が優しく、伊予市について教えてくださり地域の人の温かさに気づきました。まだまだ知らない伊予市の魅力を多くの人に知ってもらいたいです。
取材:kae
以上、インターンシップ生の記事でした!
きっとこの経験は、学生たちのこれからにとって大きな力になるはずです。
今後の活躍を楽しみにしています!