お試し移住のススメ
2025.06.26

令和5年10月より運用が開始された「なかやま移住交流体験施設」。
令和7年3月末までに延べ268人の方に利用されました。

教員住宅だった建物を改修した建物で、各家電やこたつ等も完備しており、ご夫婦から家族連れまで、多くの方に利用いただけるような環境が整っています。


今回は、なかやま移住交流体験施設の管理をしており、ご自身も移住者の冨田さんに話を聞きました。

①利用までの流れを教えてください。
伊予市移住サポートセンター「いよりん」に移住相談中の方に、具体的な利用方法をお伝えしています。伊予市を訪れて自身の目で現地を見て感じてみようと思った方は、ぜひご連絡ください。
(移住サポートセンターいよりんへの問い合わせ TEL:090-5829-3111)
②利用者の方に地域の案内もすると思いますが、どういった場所を案内するのでしょうか。
移住希望者さんの希望に応じご案内しています。例えば子育て中の方ですと保育施設や小学校、児童館や公園などにお連れします。ほか賃貸住宅や空き家バンクの登録物件、暮らしをイメージできるスーパーマーケットや産直市、農業に興味のある方は農園に、など幅広くご案内しています。
③何がきっかけで伊予市に興味を持つ方が多いのでしょうか。
海が近いことをキーワードに上げる方がほとんどです。松山市からもほど近い田舎過ぎない田舎、郡中エリアの「歩いて暮らせるまち」というフレーズに惹かれたという方も多いです。

④移住者を増やし、定着してもらうために必要なことは何だと思いますか。
ご近所さんや地域の方々が快く温かく受け入れることがとても大切です。移住された方が地域でのびのびと暮らす姿が、呼び寄せるきっかけになると感じています。
⑤移住者の先輩として、これまで移住してきて大変だったこと、移住してよかったと思ったことを教えてください。
ペーパードライバーでしたので移住当初は運転が怖くて仕方ありませんでした。鉄道の本数が少なく、運転せざるを得ない状況に追い込まれ、帰ろうかと思ったこともあります(笑)。良かったことはひとり娘が自然豊かな環境でたくましく育ち、自分をしっかりと持った立派な女性に成長できたことです。
⑥伊予市への移住に興味を持たれている方に一言お願いします。
都市部などと比べ人との距離が近いこの地域では、より自分らしく生きられる気がしています。伊予市には温かい方が多く、自ら入っていくことで充実した暮らしが送れます。ぜひいちど伊予市にお越しください。
取材:りゅうさん
【なかやま移住体験交流施設】
住所:愛媛県伊予市中山町出渕2番耕地187番地
料金:1泊500円、1時間100円
構造:1戸建て・木造平屋建
間取り:3DK(和室2、洋室1、DK)
★移住の相談は伊予市移住サポートセンターいよりんまで
URL:https://iyorin.jp
TEL:090-5829-3111
移住に関する相談
「いよりん」では、本市の暮らしの情報を集約し、相談者にワンストップで提供しています。
移住を検討されている方や少しでも興味をお持ちの方はお気軽にお問合せください。
愛媛県伊予市移住サポートセンター「いよりん」
〒799-3114 愛媛県伊予市灘町123
まちの縁側『ミュゼ灘屋』内
JR伊予市駅・伊予鉄郡中港駅より徒歩3分
サポートする地域団体のご紹介
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伊予市中山町 佐礼谷地区
昭和の風景が残る山間集落
松山市(県庁所在地)や空港からのアクセスがよい当地区は、田園風景や古い農業倉庫など懐かしい風景が残る集落。中山栗や佐礼谷ゆずこしょうなど特産品も多く、就農目的やIターンのファミリーや、定年退職者などが移住しています。移住体験施設の開設も計画中です。
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伊予市 郡中地区
歩いて暮らせる郡中まち暮らし
生活施設が集中し車がなくても安心して暮らせる中心市街地でありながら、海・山・里の新鮮な食材と豊かな自然環境が揃っています。市の第3セクターである「まちづくり郡中」では、移住を希望される方に、まち案内や住宅見学などを行っています。
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伊予市双海町 双海地区
愛媛県内最古の木造校舎で学ぶ
瀬戸内海と豊かな里山が背中合わせになり、傾斜地を利用して柑橘をはじめ多くの果実が生産されている地域です。まちづくり学校 双海人(ふたみんちゅ)では、児童数の減少に危機感を抱き「学校を守れ」を合言葉に移住の受け入れを行っています。